ヤマハグレード試験
柊のグレード試験が終わりました。
試験までの様子
今年は今までより平和な感じでした(笑)とはいっても心配なものはもちろんあり…。
自由曲については
という話を先生からされていました。
今回、先生から一番言われていたのは変奏(即興)です。
創作に通っていることもあり、即興や変奏は好きな柊ですが…。色々と考えてしまうのか、凝ったことをやろうとしてしまうのか、なかなかうまくいかず。先生からは
グレード問題集の曲を(先生が例で示した)パターンにするとか、たくさんやっておいてね。
と言われていました。
ということで試験前の1~2週間、家では即興の練習をメインにやっていました。
そして聴奏に関しては大丈夫、と先生から言われていた柊ですが。
家でもやってみたかったらしく
というコールが。
と言っても聞かず
ということでレッスンで触れなかった数曲をやることに。
聴奏なので予め弾いてみるわけにもいかず、これって柊の聴奏じゃなくて私の初見の練習なんじゃ、と思いつつ💦
グレード試験当日
そんな様子だった柊ですが…試験の少し前に体調を崩し、食べると吐いてしまう日が何日か続きました。
その後少しずつ回復し、試験前日のレッスンにも元気そうに行くことができました。が、やっぱり完全回復ではないので心配しつつ試験会場へ。
今回は創作に通うセンターで比較的新しいところです。なので防音がしっかりしていて、音は今までより聞こえませんでした。今回の曲はこんな感じでした。
柊の選曲
- ピアノSTEP8より ベートーヴェンのソナチネ ト長調 Anh.5-1(第1楽章)
- バッハの6つの小前奏曲からニ短調 BWV935
バッハは昨年末にピティナステップで弾いたものです。
あまり聞こえないながらも無難に弾けてるかなぁという感じでした。
次の初見演奏は外からでは分かりませんでした。
心配していた即興演奏は、最初に4/4拍子のメロディーがわずかに聞こえてきました。そしてその後、聞こえてくるはずの即興が…聞いていて何拍子か分からないメロディ。いやいや大丈夫なのか…とハラハラ💦
最後の聴奏も何となく聞こえてくる感じでは大丈夫なのかなぁ。
なんて感じで思っていたら柊が出てきました。
試験後の様子
帰り道、試験の様子を話してくれました。
初見は最後が二分音符だったんだけど、八分音符くらいで終わりにしちゃって、それは最後先生に言われた。
即興は最初に問題を弾くときに和音間違っちゃったんだけど、変奏したときに直したから大丈夫だと思う。先生も気づいて直せたねって言ってた。
変奏するときは、レッスンでは同じ拍子の中でやってって先生から言われたんだけどなんか6/8拍子になっちゃった。
でも試験の先生は褒めてくれたよ。
聴奏は大丈夫だった!
とのことでした。
即興に関しては、(即興で拍子を変えたら試験としてダメということではなく)無理して難しいことはやらずに、という意味で先生は問題と同じ拍子と仰ったのだと思われます。
4/4拍子が来ると思い込んで聞いていた私にはこれは何??状態でしたが、6/8拍子だったようです。上手くまとまったならよかった、とホッとしました💦
この日は体調が完全でなかったこともあり、「無難に最後まで受けてくる」が目標だったりしたので…とりあえず目標は達成です🍀
試験後のレッスンにて
とりあえず無事終わったグレードですが。
その後の個人レッスンの録音には自由曲についてこんな話が入っていました。
指がねているよ。この指ではコンクールなんて絶対無理だよ。
そしてその後、指と脱力についての話や練習法についての話が入っていました。
そう。柊はどうしてもまだまだ指がねてしまうのです。そして咄嗟によくわからない指使いをしたり…課題はたくさん。
今は比較的時間があるし、落ち着いて課題に取り組めると思いますので、と先生が仰っていました。地道な練習(訓練)が必要ですが…この先のためにも頑張ってほしいなと思っています。
グレード試験結果
2018.04追記
先生から結果を頂きました。
今回も無事オールAでホッとしました。
ただ講評は今まで全てお褒めの言葉のみだったのが、即興演奏に「伴奏は響きのよい配置を選びましょう」という文字が。
本人も最初に弾くときに和音を間違っちゃったと言っていたのでそれのことかな。
でもあの体調で試験を受けに行き、全部Aで合格してこれたのは頑張ったと思います。無事終わってよかったです🍀