出産の記録
柊出産時の記録をまとめました。
入院までの記録
お産のはじまりは「おしるし→陣痛→破水」が一般的だそうですが、私の場合は突然外出先で破水し、かなりびっくりな始まりでした。
12/18(出産4日前)
朝、お腹が軽く痛くて目が覚めました。
そのままお昼過ぎまで痛みが続きましたが、その後は特に症状はなし。
12/19(出産3日前)
病院へ健診に行きました。
内診では指一本開いていて、子供もだいぶ降りてきていると言われました。
夜に少量の出血。(その後も出産の日までときどき少量の出血)
健診の後だったので、内診での出血かな~と思っていたけど今考えるとおしるしだったのかも?
まだ37週0日だったので考えもしなかったけど...。
12/20(出産2日前)
明け方にお腹の張りで目が覚めました。
張りは結構強め。軽く痛みも伴っていました。
しばらくして張りと痛みがひいてからは特に症状はなし。
土曜日で夫がいたのでその後は買い物へ出かけました。
12/21(出産前日)
レンタルする予定だったチャイルドシート。
手配をお願いしていた父から年末年始なこともあって出払ってしまっているらしいと電話が来ました。
予定日より早そうな気もするし、レンタルを探し続けるより買う方がいいかも?という話になり、父と夫と3人でチャイルドシートを見に車でお出かけすることに。
無事ベビーザらスでチャイルドシートを購入。
その後食事を、ということになり車を置いてお店へ向かう途中で鋭い痛み。
でも一瞬で治まり、歩けなくなるほどでもなかったのでそのままお店へ入りました。
そして食後に車へ戻る途中。
???なんだか水みたいなのが出ている気が…。
破水?と思ったものの少量だったし、まさかと思いつつも一応病院へ電話。(このとき15:30)
「破水ならもっと大量に水が出るから違うかも?でも一応来てください」と言われ、父と夫に話して急遽病院へ向かうことに。
病院到着。(このとき16:30)
車から降りたら最初とは比べ物にならないくらい水のようなものが出てくるのが分かり、その後も歩く度に少しずつ出続けて破水だ...とこの時点で確信。
案の定、内診台へ上がったら看護士さんにすぐに「破水してますね」と言われました。
検査して「間違いないですね」と言われてそのまま入院に。
今思えば破水の前にも少しずつ兆候があったのですが、まだ37週だったので「こんな症状が続きながらそのうち陣痛が来るのかな~」くらいにしか思っていませんでした。
そんなわけで心の準備が全くできていなくて、あれ?あれ?と思っているうちに入院になってしまいました。
すぐに帰る予定だった家にもそのまま帰れず…。
しかも退院後に実家へ直行しているので1か月以上も自宅へ帰れずでした💦
入院から陣痛までの記録
12/21 16:30~21:00(入院~面会終了時間)
入院することになったので、私は看護士さんからいろいろ説明を受けて検査に入ることになりました。
その間に夫は用意しておいた入院セットを取りに帰り、父は母を迎えに一旦帰宅。
(入院セットとはいっても私がお世話になった産院ではほとんどのものがお産セットとしてもらえたりレンタルだったりしたので、用意したのは退院するときに子供が着る服くらいでとても楽でした)
着替えている間にもどんどん羊水が出てくるのでビクビクしながら動いて着替えを済ませ(笑)検査へ。
子供は元気なことを確認。
まだまだ陣痛の兆候は全くありませんでした。
その後は病室で横になったり座ったりしながら過ごしました。
両親と夫が来て面会時間ギリギリまで一緒に部屋で過ごすものの陣痛は一向に来る気配がなく…。
この間にもどんどん羊水が出てきていて一時間もたたないうちにお産パッドがぐっしょりに。
そんな状態にかなりびっくりだけど数時間ごとの検査では異常なしでした。
面会時間も終わり、一向に陣痛が来る気配がないので両親と夫は帰宅することに。
12/21 23:00
不規則に軽い陣痛がはじまりました。
まだ全然辛くないくらいの痛み。
陣痛かどうかもこのとき自分でよく分からないくらいでした。
12/22 0:00
痛みが10分間隔に。
まだ痛みはそれほどでないので時間をはかって10分間隔であることを確認し、やっと「陣痛かも?」と気付く程度。
12/22 1:00
痛みが6~7分間隔に。
だんだん痛みが増してきているけれど、まだまだ。
このときは時間をはかり、本当に同じ間隔で痛みが来てその間隔がだんだん狭まることに感心する余裕がありました(笑)
12/22 4:00~5:00くらい
この頃になると間隔は2~3分くらい。
ここから分娩台へあがるまではあまり記憶に残っていないです。
このあたりになると張りと痛みがかなりのものに。
気持ち悪さもかなり増してきました。(この気持ち悪さが本当に辛かった)
が、まだまだ半分くらいしか開いていないと言われて呆然。
気分はこんな感じ(笑)→ヽ(ill゚д゚)ノ
この数時間でも何度か検査をし、子供は元気で異常なしとのことでした。
破水してから陣痛が来るまで約8時間半。
入院のときに看護士さんから「自然破水したのなら24時間以内には陣痛が来るよ」と言われたのですが、全く痛みがなくて本当に陣痛が来るの?という感じでした。
初めて見るお産パッドの大きさにもびっくりしたけど、それがどんどんぐっしょりになっていくのがかなりびっくりでした。
こんなに羊水が流れて本当に子供は大丈夫なの?と、ず~っと思っていました。
陣痛かな?と気付くくらいになってからはあっという間に間隔が短くなっていって痛みもどんどん増していく感じでした。
痛いのも辛かったけれど気持ち悪さが本当に辛い。
このいきみ逃しをしている時間は理性が吹っ飛ぶかと思いました…。
「もう普通に生まなくていいから麻酔をかけてお腹を切って終わらせて!!」と本気で言おうかと何度も考えました💦
(後から冷静になるとそういう問題じゃないし...と自分に突っ込みたくなるのですが(笑)このときは真剣に考えてました😅)
そんなこんなでなんとか理性が飛ぶこともなく(笑)
7:30頃に子宮口が全開になり、ようやく分娩台へ移動になりました。
出産の記録
12/22 7:30過ぎ(だったと思う)
子宮口がやっと全開になり分娩台へ移動。
何度かいきむと頭が見えた(らしい)。
その後はなかなか進まないのか、仰向けの他に横向きになったりもしました。
できるだけ長くいきんでと言われて頑張っていたら酸欠になってしまい、酸素マスクをつけられました(このとき目の前に星が散っていました…)
自分ではどのくらい子供が進んできているのか分からなかったけれど、少しずつ進んでいたらしく先生が登場(それまでは看護士さんと助産師さんのみ)
先生が来て少ししてから「産道が少し狭いから、切るからね」と言われました。
...妊娠中は切るのは本当に恐くて嫌でした。
が、実際そのときになるとお腹も痛いし気持ち悪いし早く終わってほしくて先生の声に大きくうなずいていました(笑)
実際切られても局部麻酔をかけられているせいか、全く痛みを感じず。
その後まもなく、いきんだあとに「痛くなくても(張りが来ていなくても)もう一回!」と言われていきんだら頭が見えました。
頭が見えた!
と思ったらすぐに体も出てきて全身が見えました。
それと同時に今までが嘘のように陣痛の痛みが引いていきました。
(こんなときなのに、この瞬間その変化にすごくびっくりして人間の体ってすごいな~と妙に感心していました💦)
出てきた瞬間には産声が聞こえなくて、先生が細い管を子供の口に入れて中のものを吸っているのが見えた後に産声が聞こえました。
その後はすぐに体の上に乗せて抱っこさせてくれました(事前に聞いていなかったのですが、この産院では何も言わなくてもそうしてくれるみたいでした)
ふにゃふにゃしていて温かい。
隣で看護士さんたちが時間を確認している声が聞こえました。
その後子供は一旦連れて行かれました。
身体を洗ったり身長や体重をはかってもらっていたようです。
その間先生が何度かへその緒を引いたのか(?)お腹が引っ張られる感じがして、その後その感覚がなくなりました(たぶん胎盤を出されたのだと思います)
そして切られたところを縫合。
これが思っていたよりずっと時間がかかり、麻酔がかかっていてもプチプチと痛みがきて結構大変でした...。
いつ終わるのかなぁと思っていたら温かくしたベッドに乗せられた子供が戻ってきて、隣にベッドを並べてくれました。
しばらく子供の顔を見せてくれました。
生まれた直後の赤ちゃんはしっかり覚醒状態だという話は聞いていたけれど、本当にしっかり目が開いて起きている状態なことにびっくり。
縫合後は分娩台から降りて隣にあるベッドへ移動し、二時間くらい休みました。
子宮収縮の注射をされていたので、この間はお腹が結構痛かったです…。
その後は看護士さんに付き添われて歩いて部屋へ戻りました。
終わってみれば陣痛から約8時間半で出産。
母子共に無事で安産だったのかな、と思います。
初めてご対面となったときに妊娠してからのいろいろなことを思い出しました。
ずっと一緒にいて「何をするにも一緒だったな」とか「会社へ行くときも一緒だったな、一緒に頑張っていたんだな」ついさっき生まれてくる瞬間も「きっと私以上に頑張って出てきてくれたんだろうな」と思っていたら出てきた言葉は「お疲れ様だったね」でした。
子供が元気で無事に生まれてきてくれたことが本当に何よりです。
私のお腹の中ですくすくと成長し、頑張ってくれていた子供と、支えてくれていた家族や周りの人たちに感謝です✨
入院中の食事
2009.02.24 (追記で投稿)
せっかくなので(?)産院での食事を撮ってみました。
総合病院ではなく個人の産院だったので病院食ではないだろうとは思っていましたが…想像より豪華でびっくりでした。
出産の記録のおまけということで。
出産日の翌日まではそんなことを思いつく余裕はなかったのですが、翌々日にふと思いつき撮影開始。三食の他におやつもありました。
この日はクリスマスイブだったので夕食はチキンでケーキもついていました🎄
この日はクリスマス。
朝食と夕食は和食と洋食が交互だったみたいです。
どれも美味しかったです🍴
そして右下のお弁当は退院の朝に頂いたもの。
院長の奥様の手作りだそうで、奥様が直接病室へ持ってきてくださいました。
入院できる人数は十数人なようなので、退院するのは一日に数人だと思われます。
そのために毎朝早く起きて用意をし、それぞれの部屋へ持って行って挨拶なんて大変だろうし凄い。しかも病院なんて365日休みなしだし…。
温かくて美味しいお弁当でした🍱
入院中は傷が痛かったりでなかなか動けないとはいえ、親と年が変わらない方々に給仕してもらうのが有難くて申し訳なくて…でした。
ここからがスタートですが、無事出産ができて本当にホッとしました。
これからまた、頑張っていこうと思います🍀