【学習】

【楽器購入】トランペット購入の記録

2018-05-06

子供たちではなく、私の話です。つい数日前、新しいトランペットを購入しました🎺

購入までの経緯

長いブランクの後、去年再びトランペットを吹き始めました。この1年間使用していたのは私が小中学生時代のものです。
私が10歳の誕生日に買って貰った思い出のトランペット。今となっては結構な年代物で…ある意味貴重かも。(ヤマハのスチューデントモデルです)
使わないままこんなに年数が経っても錆びることもなく、管も少々固いけど抜き差しできていい状態でした。見た目は…小学生時代は運動会のパレードのため校庭で吹いたり、また校庭に直置きしたりもしていたため…結構傷だらけですが💦でも私にとってはそれも思い出の一つです。

再開した直後は何と言っても吹けなさすぎてビックリ。
少しずつ音が出るようになってからは、昔とは環境も状態も何もかもが違うので続けていけるか、続くのか…と、大好きだったトランペットとは言え自分で半信半疑な感じでした。
その後、吹奏楽団に練習に行くのが習慣になった頃に初めて、新しい楽器…と考えるようになりました。

でも当初は色々と思い入れのある楽器なので、ずっとこのままでもいいかなと思う気持ちもありました。何と言っても音楽が大好き部活命!だった頃、苦楽を共にした相棒なのでとても思い入れがあって。
それに他の管楽器に比べてトランペットは安価とはいえ…これから子供たちにたくさんお金がかかっていくのに(しかもうちはシングルだし)自分の趣味にこんなにお金をかけていいのだろうか…というのもあり。

しばらく悩みました。
楽器屋さんに行って試奏してみたり調べてみたり。思い入れや愛着がある反面、続けていくならやっぱり相応の楽器は絶対にあった方がいいし、欲しい気持ちもある、と。

家族や楽団の人たち、友達…と色々な人に話したり相談もしてみましたが、反対する人は誰もいませんでした。みんないいね!と言って応援してくれたり、自分のためのものや時間って大切だよ!と言ってくれて…温かくて嬉しかったです。

結局、決断したのは定期演奏会の後でした。

20年ぶりの定期演奏会 2018.05

定期演奏会 先日、所属する吹奏楽団の定期演奏会がありました。 去年の定演はお客さんとして聴きに行き、そのご入団したので参加はこれが初めてでした。 そして定期演奏会に乗ること自体が高3以来、約20年ぶり ...

いつの間にか忘れていた色々な記憶がとても懐かしく蘇ってきて、続けられるかな?という気持ちはなくなっていました。戻ってきたんだ!という感じ。
ずっと続けていくことを前提に選んだ楽器で、この先も楽しく頑張っていきたいなと。これを楽しみや励みにして、仕事や色々なことを頑張っていけたらいいなと。

楽器の選定

前置きが長くなりましたが…そんなわけで選定&購入のため楽器屋さんへ。
去年から何度か単発のレッスンでお世話になっている先生に相談したところ、選定をしてくださるとのことでお願いをしました。まだ数回しかレッスンを受けていない生徒なのに、快く時間を作ってくださりとても感謝です。

ちょうど季節もよく(新学期で吹奏楽部等の学生さんが購入に来る季節)たくさんの中から選ばせて頂くことができました。(写真OKとのことだったので、せっかくの機会なので撮らせて貰いました🎺)
今回は色々調べて考えた結果…やっぱり一度はBachをと思い、先生にその希望を伝えていました。最初の画像の左6本が180シリーズ(Bachといえばコレっていうやつです)、右2本がアルティザンでした。

先生と自分でまずはそれぞれ順番に吹いてみました。
もちろん選定なんて初めてなので、自分に違いが判るのだろうか…選べるのだろうかと不安でいっぱいでした。

でも吹いてみて、全てにハッキリ順番をつけるというのはできませんでしたが、コレはいいなというのとコレはちょっと…というのがあるのは分かりました。先生が吹いてくださるのを聴いてみてもやっぱり同じ感じ。
先生は私が先入観を持たないように、と最初は何も仰らず。選び方を教えてくださった後は、ご自分で吹いたり私に音を聴かせたりしてくださいました。ある程度吹き比べて候補が絞られた後にご自分の感想を教えてくださいました。

選定開始から30分くらいで2本まで絞れましたが…最後の選択が悩ましかったです。180シリーズの中にとてもよく鳴る1本があり、アルティザンの1本もまたよく鳴っていて。
優劣というより、どちらもとてもよくて個性が違うという感じ。シリーズが違うのでお値段も違ったのですが、こうなると価格はどうでもよくてどっちの音を選ぶかで悩む悩む…。先生のお話を聞いていてもなかなか決められず。

その後何度か自分でも吹き比べ、先生にも吹いて頂いてその音色を聴き…最後は自分が好きな音色に近い!と直感的に思ったアルティザンの方を選びました。

購入後

購入した日、帰宅後にとりあえずケースと一緒に写真撮影📸
翌日は練習があったので買ったばかりの楽器を持っていきました。パートの人たちにお披露目、そしてこの日来ていた人で順に吹いて感想を言ってくれました。新しい楽器ってワクワクするし、その気持ちを共有できて嬉しかったです✨

この日合奏に参加してみて…やはり吹奏感が前のものとは違うので、勝手が分かるまで少し時間がかかりそうですが、同じように吹いても音の太さや鳴りが全然違いました。私の拙い腕もそれなりに補ってもらっているような😅

そしてこちら。今まで使用していたトランペットの大掃除です。いつもより念入りに、ありがとうの気持ちを込めてお掃除しました。
始めるきっかけも、再開するきっかけも作ってくれた私のトランペット。

このお掃除を終えてから、この型番の楽器ってまだ残ってたりするのかなぁと調べてみました。(製造終了になったのは知っていたのですが、どれくらい現存するのかなぁという興味本位で)
ヤマハのYTR-3325と検索すると、中古品で販売している楽器屋さんのサイトがいくつかヒット。その時初めて知ったのですが、この楽器は赤ベルだったんですね。当時はそんな知識は全くなく、お店の人に勧められて購入したような…。

そして…今回選んだアルティザンも実はそう。
最初は何も聞いておらず考えもせず、音や鳴りだけで選んでいたら途中で様子を見にいらしたお店方が「赤ベルさん(が選ばれているんですね)」と仰っていて判明。

私はジャズが好きだしビッグバンド系の音ももちろん好き。でもトランペットの音として好きで、自分が出したい理想の音は…と思い描くのは柔らかくて優しくて、少し甘い感じの響きが豊かな音。(この表現で伝わるかな…)
だからご縁があるのかな?なんて思ったり。

今まで使用していた方は子供たちが興味津々なのでそのうち吹くかもしれません。定期的に吹くことはなくなったけれど、機会があるときには懐かしい気持ちで楽器ケースのフタを開けたいなと思います。

楽器購入の話をここで書くのはピアノ、エレクトーンに続いて3回目ですが…どうしても長くなってしまう😅苦楽を共にする相棒だと思うと思い入れが強くなって色々考えてしまうようです。
色々考えて悩んだりもしたけれど、今回も納得が行く形で収まることができてよかったです。

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