昨年のJOC後、柊が思い立って作曲の先生へ曲を作りました。 柊がレッスンではなく、初めてひとりで曲を作りました。 きっかけはこんな感じから。 きっかけ 先日ヤマハのJOC(自作曲を自演するイベント)が終わりました。 ちょうど年末で色々と区切りがよいこのタイミン ...
お世話になったお礼ということで、教わったことを色々使っての曲作りに挑戦しました。
【柊の自作曲】お花のいちにち 2018.12:小4
この後、システムの先生にも曲を作ったというお話です。
きっかけ
普段レッスンをしてくださっているシステムの先生のことが大好きな柊。このコースに進んだ一年生の時からずっと、システムの先生が大好きと話しています。
なので先日の件をきっかけに先生をイメージした曲を作る、という発想に気付いた柊はシステムの先生にも…と思ったようです。
ただ、先生はとても忙しい方で、普段のレッスンでも前後に空き時間が全くない状況。作ってもお渡しする時間があるか…柊は少し考えていました。
と試しに聞いてみたら
でも先生、聴いてくれるかなぁ…喜んでくれるかなぁ…。
と言いながら八分音符がいっぱいの元気な感じのモチーフを口ずさんでくれました。
このときにはそこまでで話は終わり。作ってみたいけど毎回やることが盛りだくさんなレッスンで聴いてもらえるのか…それより課題の方をやって、って言われるかも…と躊躇っていたようなので、そのまま声掛けはせずでした。
曲作り
それが冬休みに入ってから突然
と言い出し、構想を考え始めました。
作る前に話していたことはこんな感じでした。
構想
- 冬休み中に作りたいからサイズは前の曲と同じ(16小節)くらい、音色等までは時間がないからピアノ曲
- いつも忙しい先生をイメージしているから速いテンポは絶対!だから前の曲みたいな重音は使えない(→自分が弾けない)
- 明るくて元気な感じにしたいからニ長調
- 掛け合いとか追っかけるのとかも入れたい
- ドッペル入れたい、先生がレッスンで「いろんな和音が使えるといいね」と言ってたからそれも考える
そして一番は
でした。
最初にAllegroと書いてから八分音符をたくさん書き始め、右手はスムーズに作れているようでした。そしてAllegroって書いたけどもっと速く!と途中で思ったらしく、速度標語を調べて途中でPrestoに書き換えてたりもしていました(笑)
一通り作った後は音を出してみながらあちこち手直ししていました。「三度ハモリばかりじゃつまらないから変えよう」とか、「ここは音がぶつかってる…」等々言っていました。
上手くいかなくて大幅に変えてみたり…と試行錯誤している部分もありましたが、大好きな先生をイメージしながら作っていて何だか楽しそうでした🎶
今回は(冬休みだけど学童だったり外出の予定があったりで)時間があまりないとはいえ、前よりは時間があるし、やっぱり弾く練習も…ということで、大まかに完成した後は手直ししつつ、弾く練習も少しずつやっていました。
設定したテンポがPrestoなので、自分でハードルを上げていて大変そうでしたが…柊なりに頑張ってゆっくりなら通しで弾けるようになっていました。
最終的に細かいところを工夫したり、ダイナミクスやアーティキュレーション等も考えて無事完成。先生にお渡しする譜を清書し、曲の解説も作ってなんとか年始のレッスンまでに準備が終わりました。
レッスンにて
先生には先日の創作講座の際に、作曲の先生をイメージした曲を作ってお渡ししたことと、その後冬休み中に先生への曲を作っていたことを事前にお伝えしていました。
そしてやはりレッスン中は時間がないかな…と思ったので、自宅で演奏したものを録画し、後日お時間があるときにご覧いただければ…と一文を添えたメールをレッスン前にお送りしました。
が、レッスン後に柊から話を聞いたら、譜をお渡ししたときに弾く時間を作って柊の演奏を聴いてくださったとのことでした。そして
と言って貰えたそうで
と嬉しそうでした。やっぱり直接聴いてもらって褒めてもらえることは何より嬉しかったと思うので、先生のお気遣いに感謝です🍀
そして後日、お送りした演奏動画も見てくださったとのことで、改めてお褒めの言葉を頂きました。柊にそのメールを見せると、普段レッスンで褒められることがないので驚いていました(笑)
自作曲:こびとたちのうんどうかい(Pf)
2019.01追記タイトルは作りながら考えていました。全てひらがななのは可愛いこびとたちが動き回っている様子を表したいからだそうです。いつも忙しく頑張っている先生。柊の中ではこんなイメージなんだなぁ。
本人が設定したテンポでは弾けていないけれど…柊なりに頑張っていました🎹